中目黒駅から山手通りを歩くこと約8分。目黒川沿いの散策を楽しんだ後、少しだけ喧騒から離れた東山エリアに、チャイ好きなら一度は訪れたいとっておきの場所があります。
ビルの2階へ続く階段を上がると、そこにあるのはスパイスの豊かな香りが漂う隠れ家カフェ『カフェ モクシャチャイ 中目黒』。
インドにルーツを持つ親子が営むこのお店は、本場のマサラチャイを日常の中でカジュアルに、そして最高に美味しい状態で味わえる専門店です。

木の温もりに包まれる、都会のオアシス
扉を開けると、外の忙しさをふっと忘れさせてくれるような、落ち着いた木目調の空間が広がっています。
明るい採光が心地よい店内は、テーブル席とカウンター席を合わせて約20席。
カフェ巡りが好きな方ならきっと心を奪われる、無駄のない洗練されたインテリア。
店内には落ち着いたJAZZやBOSANOVAが静かに流れ、フリーWi-Fiや電源も完備されているため、休日のカフェタイムはもちろん、一人で静かに読書を楽しみたい時も、友人と語り合いたい時にも、優しく寄り添ってくれるような空気感があります。
注文を済ませて、手彫りの番号札を待つ時間
モクシャチャイでは、入店したらまずレジで注文を済ませるセルフサービススタイル。
ここでの小さな楽しみは、注文後に渡される「手彫りの番号札」です。木の温もりが伝わる番号札をテーブルに置いてチャイを待つ時間は、なんだか少しだけ特別な気分にさせてくれます。
5種のスパイスが踊る「ロイヤルマサラチャイ」
ここで絶対に味わいたいのが、看板メニューの「ロイヤルマサラチャイ」です。
アッサムのCTC茶葉をベースに、生姜、シナモン、カルダモン、クローブ、黒胡椒など、5種類以上のスパイスをブレンドし、丁寧に煮出された一杯。 一口飲めば、ミルクの深いコクの後に、スパイスの鮮やかな香りが鼻に抜け、体の内側からじんわりと温まっていくのを感じます。
SNSでも話題沸騰!絶対に食べたい「チャイのチーズケーキ」
美味しいチャイのお供として今回私が実際にいただいたのが、SNSや各種メディアでも大好評を集めている「スパイス香るチャイのチーズケーキ」です。

一口フォークを入れると、濃厚なチーズのコクに負けないくらい、しっかりとスパイスの豊かな香りが口いっぱいに広がります。チャイ専門店だからこそ出せる、この絶妙なスパイスのバランス感には本当に感動しました。
実はこのチーズケーキ、季節に合わせて「ベイクド」や「レア」など異なる仕立てで提供されているというこだわりの一品。今回いただいた濃厚なチャイとのペアリングはもちろん、スッキリとしたストレートの紅茶と合わせるのもオススメです。
魅惑の「チャイジェラート乗せプリン」も
昔ながらの少し固めで卵のコクを感じる「クラシックプリン」の上に、スパイスがしっかりと効いた濃厚なチャイジェラートがぽってりと乗った魅惑のひと皿。

ひんやり冷たいジェラートが口の中で溶け出し、温かくフワフワのロイヤルマサラチャイと一緒に味わうと、思わず顔がほころぶ美味しさでした。
お好みでかけられる「追いチャイシロップ」も付いてくるので、チャイ好きにはたまらない一品になっています。
(※プリン単体での注文も可能ですが、ぜひジェラート付きでの注文をオススメします!)
迷ったらこれ!大満足の「人気No.1セット」
もちろん、チーズケーキ以外のスイーツも魅力的です。 色々なものを少しずつ味わいたい方には、一番人気の「濃厚チャイジェラートセット」がオススメ。
こだわりのスパイスチャイに、油で揚げないヘルシーな「焼きドーナツ」、そして濃厚な「チャイジェラート」まで付いてくる、まさにモクシャチャイの魅力をワンプレートに詰め込んだような贅沢なセットです。
夏に飲みたい「チャイコーラ」や、チョコミン党必見のメニューも
さらにメニューを見渡すと、他ではなかなかお目にかかれない個性的なドリンクも。
「チャイコーラ」は、5つのスパイスで煮出したチャイの原液を炭酸で割り、ライムをキュッと絞った当店オリジナルドリンク。これからの汗ばむ季節、目黒川の散策後に喉を潤すのに最高の爽やかさです。
また、「チョコミン党」の方にひそかに人気を集めているのが「チョコミントチャイアフォガートセット」。スパイスと爽やかなミント、そしてチョコレートの甘さが絶妙なバランスで溶け合います。
スパイスを通じて、日常に「余白」を
店名の「モクシャ(Moksha)」とは、サンスクリット語で「解放」や「自由」を意味する言葉。
「父が淹れるチャイの香りで一日が始まる」。そんな環境で育った代表の大久保カプール玲夫奈さんが作り出す一杯は、日々の忙しさから私たちを少しだけ解放し、心に心地よい「余白」をもたらしてくれます。
休日の昼下がり、美味しいチャイと静かな時間を求めて、中目黒の階段を上ってみませんか。

